ネルドリップとペーパードリップ、味の違いは?


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出典 http://covers2.blog.so-net.ne.jp/2010-01-12-2

コーヒーにあまり詳しくない方でも、「ネルドリップ」と「ペーパードリップ」という言葉を耳にされたことがあるかもしれません。

それぞれコーヒーの抽出方法が異なるものですが、どのような味の違いがあるのでしょうか?

舌触りの良いコーヒーを味わうならネルドリップがおすすめ

コーヒーを淹れる時に欠かせないフィルターですが、ネルドリップで淹れるコーヒーは、布フィルターを使用して淹れたコーヒーのことを指します。

一般的には、柔らかく手触りの良いフランネルが布フィルターとして使用されており、平織りと綾織りの違いによって、工場用と家庭用に分けられて使われることがあります。

起毛面を内側にしてコーヒーを淹れると、起毛面を外側にしてコーヒーを淹れる時よりも、舌触りの滑らかなコーヒーになります。

それは、内側になったフランネルの起毛面が、コーヒーの微粒子を通さずにろ過をすることができるからです。

ネルドリップで淹れたコーヒーは、コーヒーオイルはたくさん抽出できるのにコーヒーの微粒子は通さないため、しっかりとした味で口当たりの良いコーヒーだと言えるでしょう。

ただし、素晴らしいコーヒーを味わおうと思うのであれば、布フィルターのお手入れは絶対に欠かすことはできないでしょう。

嫌味のない飲みやすさが特徴のペーパードリップ

ペーパードリップとは、紙のフィルターを使用してコーヒーを抽出する方法です。手軽に美味しいコーヒーを淹れることができるペーパードリップは、家庭を中心に支持されている抽出法です。

紙のフィルターを使ってコーヒーを淹れるので、使い終わった後は捨てるだけ。ネルドリップの布フィルターのようにお手入れを必要としないため、衛生面でも手軽さでも布フィルターより格段に扱いやすいのが特徴です。

ペーパードリップはネルドリップや他の抽出法よりも自由度が高く、なおかつどんな種類のコーヒー豆でも美味しくコーヒーを淹れることができます。そのため、コーヒーを気軽に楽しみたい方にとって、ぴったりなコーヒーの抽出法だと言えるでしょう。

ネルドリップとペーパードリップ-どちらが美味しい?

コーヒーは、その抽出法によって味が変わる非常に繊細な飲み物です。

もちろん、美味しいコーヒーを淹れるには、その抽出法だけに寄らず、コーヒー豆の焙煎方法や蒸らし方によるところも大きいでしょう。

しかし、コーヒーの抽出方法によっては抽出の速さが変わり、コーヒーオイルの抽出量が変わるため、コーヒーの風味をより引き立てることができたり、コーヒーの味わいそのものに違いが生じます。

ちなみに、同じ条件でそれぞれの抽出法によってコーヒーを淹れた場合、ネルドリップはコーヒーオイルがしっかりと抽出されるので、しっかりとしたコーヒーの味わいが楽しめます。

ペーパードリップの場合には、コーヒーオイルがそれほど抽出されないため、ネルドリップで淹れたコーヒーよりもすっきりとした味わいのコーヒーになります。

滑らかな舌触りで、コーヒーそのものの味わいを最大限に引き出してくれるのがネルドリップ。そして、すっきりと飲みやすいコーヒーで万人受けするのがペーパードリップと言えるのではないでしょうか。

どちらが美味しく感じるかは、個人の好みに委ねられるかもしれません。それぞれに良さがあるため、その日の体調や気分によって、ネルドリップかペーパードリップにするかを決めることができるでしょう。

まとめ

今回は、ネルドリップとペーパードリップの違いについてご紹介しました。
ネルドリップは、ひと手間掛けてコーヒーを淹れる楽しみがあります。しかし手軽にコーヒーを楽しめるという点では、もしかするとペーパードリップのほうにアドバンテージがあるのではないでしょうか?

豆の種類だけではなく、抽出法などでも味わいの変化を楽しめるコーヒーは、やはり奥深い飲み物だと言えるかもしれませんね。