自宅でできる美味しいドリップコーヒーの淹れ方とポイント
最近カフェやコーヒースタンドが続出していますが、自宅でもお店で淹れたようなドリップコーヒーを飲みたいとう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、ドリップコーヒーの淹れ方やポイントについてお話していきます。今日からのコーヒータイムは昨日とは少しだけ違う上質な時間となるでしょう。
ドリップコーヒーに必要なものは?
まず、自宅でドリップコーヒーを入れるには以下の物が必要になります。
- ドリッパー
- ペーパーフィルター
- サーバ
- メジャースプーン
- カップ
- ドリップポット(ヤカンなどでもOK)
全部買う必要はないですが、ペーパーフィルターやドリッパーは、100円ショップでも手に入るので揃えてみましょう。
淹れ方の基本ポイント
必要な物がそろったところで、美味しく入れるポイントを解説していきましょう。
1、ペーパーフィルターのコーヒーを蒸らす
淹れる前の準備とも言える重要なポイントで、ペーパー内のコーヒー全体に蒸らす程度に少量のお湯を注ぎ、15〜20秒ほど時間をおきます。
これをやるとコーヒー内に含まれるガスや空気が膨張して、外へ排出することによりお湯とコーヒー豆が馴染みやすくなるので、必ずやるようにしましょう。
注ぐお湯の温度は90〜95℃で軽く沸騰して、少し置いたお湯がベストでしょう。
2、お湯を3回に分けて注ぐ
美味しく、味わいのあるコーヒーは、この注ぎ方で決まります。お湯を注ぐときは外側に円を描くようなイメージでゆっくりと注いでいきます。
- 1回目:70〜80cc
- 2回目:30〜40cc
- 3回目:10〜20cc
これらがコーヒー一杯分の注ぎ方の目安となります。数字ではわかりづらいですが、ドリッパーによっては、横部分に線がはっている商品もあるので参考にしましょう。
この3回に分けて入れる時に注意したいのが、1回目に淹れたお湯の最高位置から中間まで落ちきる具合で、2回目、3回目を上手く調整して注げると、余分な油分や空気が入らず、美味しくなります。
注いだ後にチェックしてみてほしいのは、お湯を注いで、コーヒーが落ちきった後にできるコーヒー豆の跡の表面に、アクや泡が浮いているかどうかです。浮いていると苦味がなく美味しいコーヒーができたポイントになります。
また、淹れた跡がでこぼこせずにドリッパーに沿って綺麗できているほど、お湯の注ぎ具合が良い証拠になるので、それも確認してみましょう。
3、冷めないうちにカップに注ぐ
コーヒーが落ちきったら、冷めないうちにカップに注いで、コーヒーの風味を味わいましょう。
ちなみにカップは使用する前に温めておくと、コーヒーを淹れる時、飲む時に冷めにくく、本来の味わいを楽しむことができるので、面倒でも意識して実践してみましょう。
スコーンやクッキーなどと一緒にペアリングするとまた違う味わいを楽しむこともできます。
その他のTips
コーヒーの適切な量
コーヒーの量は一杯分10〜12g、2杯分18〜20g程度を使用しましょう。
もし濃い味で楽しみ方は、淹れ方を変えるより、コーヒーの量を増やしたりして、調整するといいでしょう。
何杯も淹れる時は何回かに分ける
もし、5人以上の複数人のコーヒーをドリップで淹れる場合は、2人分ずつなど器具を幾つか用意して分けると安定した味で淹れられます。
何杯も同時に美味しく淹れるにはバリスタ並みの技術が必要になります。複数人で楽しみたい方は分けて作業しましょう。
ハンドドリップは、自宅でもお店で淹れたような美味しいコーヒーを飲める方法になります。
美味しいコーヒーを飲むためのポイントをきちんと押さえて練習を繰り返せば、バリスタのような腕前になることも夢ではありません。
自宅でも質の高いコーヒーを楽しみたい方は、器具を揃えてぜひやってみましょう。