同じじゃなかったの?!カフェラテとカフェオレの違いって?


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コーヒーを注文する時に、カフェラテとカフェオレがメニューにあることに気付かれるかもしれません。実はどちらも、ミルクが入ったコーヒーを意味します。

しかし、どちらを注文しても同じミルク入りのコーヒーが出されると思ったら大間違いです。いったいどんな違いがあるのでしょうか?

ミルク入りコーヒーの歴史

コーヒーの歴史を紐解くと、コーヒーをさらに美味しくしようと、砂糖やミルクが入れられるようになったことがわかります。

1625年にはカイロで初めてコーヒーに砂糖が入れられるようになり、甘いコーヒーが人気を博するようになりました。さらに、1660年頃には中国に駐在していたオランダ人大使のニューホッフ氏が、初めてコーヒーにミルクを入れて飲んだと言われています。

紅茶にミルクを入れて飲む習慣をコーヒーにも試してみたニューホッフ氏ですが、コーヒーとミルクの抜群の相性にきっと驚いたことでしょう。

カフェラテとカフェオレの違いは?

カフェラテとは、イタリア語のミルク入りコーヒーを指す言葉です。一方、カフェオレとは、フランス語のミルク入りコーヒーを指す言葉です。しかし、カフェラテとカフェオレの違いは、言語の違いだけではありません。実は、コーヒーの淹れ方、抽出方法に違いがあります。

まず、イタリアのミルク入りコーヒーであるカフェラテのベースは、エスプレッソです。そして、フランスのミルク入りコーヒーであるカフェオレのベースになるのは、ドリップコーヒーであるという違いがあります。

さらに細かく違いをあげると、ミルクに関してもカフェラテでは「蒸気」で温めたミルクが加えられるのが一般的ですが、カフェオレでは「鍋」で温めたミルクが加えられるという違いがあります。

エスプレッソとは?

カフェラテのベースになるエスプレッソですが、エスプレッソとは、深入りしたコーヒー豆を細かく挽いたものをフィルターに入れて、沸騰したお湯を加圧した状態で濾すことで抽出されるコーヒーのことを指します。

圧力を加えるので短時間で抽出でき、濃厚な味に仕上がるのが特徴です。濃いコーヒーというイメージがあるエスプレッソですが、実際にはドリップコーヒーよりもカフェイン含有量は少ないという特徴があります。

これは、コーヒーの抽出時間が短いため、カフェインが溶け出しにくいからにほかなりません。ですから、カフェラテとカフェオレでは、カフェラテのほうがカフェイン含有量が少ないと言えるのではないでしょうか。

味の違いはあるの?

カフェラテとカフェオレの違いについて知ることができましたが、肝心のお味についてはどうでしょうか?

カフェラテの場合、エスプレッソにスチームドミルクが加えられますが、コーヒーとミルクの比率は1:4になります。カフェオレの場合には、ドリップコーヒーにミルクが加えられますが、コーヒーとミルクの比率は1:1です。

どちらかと言えば、カフェラテのほうがミルクが多い分だけ滑らかで濃くのある味ですが、加えられるミルクがスチームドミルクなので、口当たりはカフェオレよりも軽いでしょう。

ちなみに、カフェラテと似たものにカプチーノがありますが、カプチーノはエスプレッソにスチームドミルクと泡立てたフォームドミルクを加えたコーヒーで、比率は1:1:1です。さらに、エスプレッソにフォームドミルクを少量加えると、カフェマキアートになります。

まとめ

今回は、カフェラテとカフェオレの違いについてご紹介しました。

どちらもミルク入りコーヒーであることに変わりはありませんが、コーヒーの抽出方法と加えるミルクの温め方、そしてコーヒーとミルクの比率が違うということを知ることができました。

味の好みはそれぞれだと思いますが、カフェインを控えたい方なら、カフェラテを選ばれてみてはいかがでしょうか。