コーヒーと日本の関係!コーヒーはどのように日本に広まったの?


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世界中で愛飲されているコーヒー。日本でもコーヒーを好んで飲むという方は多く、毎日コーヒーを飲む人の割合では世界第5位、そして一人当たりのコーヒー消費量が多い国ランキングでは第6位を記録しています。

多くの日本人に親しまれているコーヒーですが、どのようにして日本に広まったのでしょうか?

コーヒーが日本にやって来た!

世界においては、古くは食用とされたり、炒らずに煮出した煮汁を飲んでいたとされるコーヒーですが、現在のようにコーヒー豆を焙煎して飲用しはじめたのは13世紀頃とされています。

そうしてイスラム圏からヨーロッパへ伝わったコーヒーは、江戸時代に入ってからオランダの商人たちによって長崎の出島に持ち込まれました

1797年に記された文献「長崎寄合町諸事書上控」や、1782年に蘭学者の志筑忠雄によって記された「万国管窺」の中では、コーヒーについて述べている箇所が見られます。

しかしながら、コーヒーが日本に持ち込まれた当初は、ヨーロッパにコーヒーが初めてもたらされた時のように歓迎された訳ではありませんでした。

江戸時代の文人で美食家として知られている大田南畝も、コーヒーを飲んだ時には、焦臭い飲み物でとても味わうに堪えないと評しました。

当時の日本の食事が、野菜や魚中心の非常にあっさりとした味付けのものが多かったことを考えると、江戸時代の人々にとってコーヒーの味は少々刺激が強かったのかもしれませんね。

コーヒーの文明開化!コーヒーハウスが次々にオープン

明治時代に入ると、一気に西洋文化が日本に広まりました。西洋料理が日本人にも受け入れられるようになると同じく、コーヒーも徐々に市民権を得るようになっていきました。

1988年には、東京に初めて本格的なコーヒーハウス『可否茶館』がオープンし、一般庶民がコーヒーを飲むのに利用できる喫茶店として人気を博しました。

また、世界でももっともシェア率の高いブラジルのコーヒー豆を日本に普及させた、『カフェ・パウリスタ』が明治43年に設立されると、より多くの人々にコーヒーが広まるようになりました。

アイスコーヒーは日本のオリジナルスタイル?

蒸し暑い日本の夏、カフェに入って冷たいアイスコーヒーを飲むと、なんとも言えない清涼感を味わうことができるのではないでしょうか?

一部においては、アイスコーヒーは日本独自の飲み方とされているようです。しかし実際には、北アフリカに位置する、かつてのオスマン帝国領であったアルジェリアからフランスに渡った飲み方だとされています

パリで詩人ランボーが活躍した時代には、冷やしたコーヒーを炭酸で割ったものやリキュールを入れたコーヒーが親しまれていました。

それを知ってか知らずか、コーヒーが世間に知れ渡った明治時代には、「氷コーヒー」や「冷やしコーヒー」が日本人の間で人気となりました。

一方、19世紀にフランスで親しまれていたアイスコーヒーの人気は、時代と共に下火になっていきます。そのため、日本のアイスコーヒーが、日本独自の飲み方だと勘違いされるようになってしまったようです。

ブラックで飲むのは日本人だけ?

コーヒー好きな日本の人々の間では、ブラックでコーヒーを飲むことが「コーヒー通」の証であるかのようにみなされているのではないでしょうか?

世界的にも珍しい、砂糖やミルクを入れないコーヒーの楽しみ方は、日本オリジナルの飲み方のようです。ブラックコーヒーは、味覚が優れている日本人ならではのコーヒーの味わい方だとされていますが、これはあくまでも日本のスタンダードなコーヒーの楽しみ方の一つとして捉えることができるでしょう。

まとめ

今回は、日本のコーヒーの歴史についてご紹介しました。

多くの人々を魅了してやまないコーヒーが、日本に紹介された当初はあまり歓迎されなかったというのは驚きなのではないでしょうか。

ちょっと意外なコーヒーの歴史を紐解くと、さらに美味しくコーヒーを戴けるかもしれませんね。


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